老後って何歳からのことをいうのかな~と漠然と思っているのですが、年金生活を始める頃だと考えると65歳くらいが老後の始まりということでしょうか。
最近は定年延長もあり、60歳ではなく65歳が定年の会社も多くなっているようです。
でも昔の65歳は本当に「お年を召していらっしゃるなぁ~」感じがしましたが、最近の65歳はまだまだ元気な方が多いですよね。老後という感じはしません。
寿命まで楽しく生きるために、老後資金2000万円をしっかり貯めるために、支出をどうやって減らしていけばいいのかを考えてみました。
Contents
老後の生活費を減らすには
老後でもできるだけ長く働く
65歳で定年になっても、まだまだ元気な方は、できるだけ働くのがいいと思います。そうすると、老後のために貯めていた資金を取り崩すことなく生活ができますね。老後資金を取り崩すのは、できるだけ遅い方が安心です。
それ以外の働くことのメリットとしては、
1. 今日行くところがある
2. 仕事を休んだりしないように、健康に気をつけるようになる
3. だらだらせず、規則正しい生活を送るようになる
4. 身だしなみに気をつけるようになる
5. お小遣いが入ってきて、自分の自由になるお金が手に入る
6. 人とコミュニケーションをとるので、精神的にも安定する
と、今思いつくだけでもこのくらいはあると思うのですが、たぶん数えきれないくらいのメリットがあると感じています。
私の親も、70歳過ぎまでは仕事をしていたので、行くところもあり、気も張っていたようですが、仕事をしなくなると、毎日の張り合いがなくなったように見えました。
仕事をするというのは、お金のメリットももちろんですが、元気でいられるという健康のメリットが大きいと思います。
出典:生命保険文化センター
老後資金の使用開始年齢は65歳が多いようです。できれば、なるべく遅い方が安心ですよね。
生命保険を見直す
子どもたちが成長して独立すると、生命保険の保険金額を少なくしても大丈夫になります。
それまで加入していた保険を見直すチャンスだと思って、定年を機にいろいろなリスクについて考えてみるといいですね。
まとまった退職金が入ってきたのであれば、高額な死亡保険は必要ないかもしれません。これについては、お子さんの年齢にも関係してくるので、まだ小さなお子さんがいらっしゃる場合には、この限りではありません。
携帯電話などの通信費を見直す
携帯電話代は、かなり高額ですよね。一度契約してしまうと、そのまま見直ししないで何年も支払いをし続けることになります。
多少面倒ではありますが、しっかり自分に合ったプランに変更することで、節約の効果はその後ずっと続きます。通信費の明細も、別途に頼まない限り郵送では送られてこないので、自分の通信費のプランが適正なのかどうかも判断するのが難しいですよね。
私の周りでも、わざわざ毎月の支払の明細を、ネットで確認している人は少ないです。
また、以前に契約したオプションの料金をずっと払い続けている人もいるのではないでしょうか?どんなオプションを契約したのかすら忘れてしまっていますよね。
一度きちんと内容を確認することも大切です。
格安スマホに変更するという選択肢もありますよ。格安スマホは、基本料金が本当に少なくて済むので、あまりスマホを使っていない人にとっては、本当におすすめです。
毎日長時間ゲームをするとか、速さにこだわりがなければ、格安スマホでも普通に快適に使えていますよ。
外食を減らす
外食は楽しいですし、ときどき食事づくりから解放されたいときもありますよね。
私も確かに「今日はご飯作りたくないなぁ~」と思う日もあります。疲れ切っているときとか、精神的にまいってしまったときとか、暑くてぐったりしたときなどですね。
外食することで気分転換にもなりますし、家族みんなで家では作れないような料理を楽しめると幸せですよね。
ただ、ちょっと疲れたからとすぐ外食していては、かなり出費がかさみます。外食は高いですからね。ラーメンもインスタントラーメンならば、1食100円ちょっとで好きな野菜を添えられますが、食べに行けば安くても500円以上はかかってしまいます。
雰囲気を楽しむために、高級料理を食べに行けば、もっとかかりますよね。
「外食をする」という楽しみは大事なものなので、ときどきは行ったらいいと思うのですが、1か月に1回とか2回とか決めていくのがオススメです。「今度どこに行こうか」と家族で話し合ったりするひとときも楽しいですよね。
メリハリをつける
生活にメリハリをつけるということをオススメしています。家族の楽しみもメリハリが必要だと思います。
毎月、近くの温泉に行くというのもいいですし、1年に1回、1週間くらいの旅行に出かけるというのでもいいですよね。その代わり、外食は控えて家で焼肉をするとか、ラーメン屋さんに行くのを我慢して、家でインスタントラーメンを食べるとか、本を購入するのを我慢して図書館で借りるというように、メリハリをつけた生活をするのがいいと思います。
自分の好きなことをする代わりに、どっちでもいいかなと思うようなことは我慢したり、やめてしまったりすると、本当にやりたいことや好きなことに全力を注げるので、そこにお金をかけると楽しみが増すと思います。
足るを知る
阪神大震災を経験された方の話を、知り合いから聞いたことがあります。
その方は、大好きで食器を集めていたそうなのですが、震災で全部割れてしまったそうです。そのときに、食器のように割れてしまうものはもう集めないでおこうと思ったそうです。生きていくのに、それほどたくさんの物は必要ないとも。
自分にとって本当に大事なもの、大好きなもの、必要なものを選んで生活をすることが必要なのかもしれません。
それ以外の物は借りるか、あきらめるか、中古品をさがしてくるとか、また不要になったらリサイクルに回すとか、そういった柔軟な考え方も必要ですよね。
まとめ
資金を有効に使うためには、どこに使うのか、どこをカットするのかが大切です。
自分の生活には、何が必要で何が不要かということを真面目に考えるチャンスですね。この機会にしっかりどんな人生を送りたいかを考えてみましょう。
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